# SPEC-DETECTOR v0.1 — Market Event Detector 入力・判定仕様(P3・設計凍結前ドラフト) 制定: 2026-08-08 | 状態: **未実装**(本仕様は入力と原則の先行固定) | 実装環境: 取引系と物理分離(COI開示第二項) ## 一 目的と非目的 リアルタイムに近い時間軸で「介入・レートチェックの疑い」をイベント台帳へ**起票**する。**確定表示・自動公表・売買シグナルは目的外**。出力の証拠状態はSUSPECTEDを上限とし(第35条)、確定は常に一次公表による。 ## 二 原則 1. **単一シグナルによる確定禁止**(N-003 §5-五)。起票には複合トリガー(§四)を要する 2. **Canonical Event First**: 起票はfxir.jpの台帳更新として行い、通知はデプロイ完走後のみ(第39条) 3. **release抑制窓**: `data/calendar.json` の `kind=release` 各項目の 時刻±15分 は価格トリガーを抑制し、発火時は交絡注記を自動付与する(第20条: releaseを予測に使わない) ## 三 入力系列 | 系列 | 用途 | 出典 | |---|---|---| | USD/JPY 1分足(z-score・レンジ) | 価格ジャンプ検知(従トリガー) | OANDA | | ヘッドライン(介入・レートチェック語彙) | 主トリガー | 通信社見出し | | 検証・観測カレンダー(kind=release) | 抑制窓・交絡注記 | data/calendar.json | | 日銀当座預金増減要因(財政等要因) | 翌営業日以降の事後確認 | 日本銀行 | | H.4.1 週次(custody・RRP・FIMA上界) | 週次の事後確認 | SPEC-H41 v1.1 | ## 四 複合トリガー(2-of-3) A. ヘッドライン一致(主)/ B. 1分足zスコアが閾値超(従・release窓内は無効)/ C. 直近のRC台帳文脈(10営業日以内のRC報道)。 A+B または A+C で「SUSPECTED起票」。**Bのみ・Cのみでは起票しない**。閾値の数値は実装時に事前登録してから運用する(第19条)。 ## 五 出力 FXIR-EVT起票(per-field states・retroactive=false)→ 人間レビュー → デプロイ → X通知(SPEC-X-NOTIFY)。誤起票は訂正台帳に記録する。 ## 六 監査 全起票に入力スナップショットのSHA-256を添付。月次で誤検知率(起票のうち10営業日内に確定なしの比率・記述値)を稼働状態ページに公表する。